2005年9月28日から10月4日までの1週間、両親の住むチェンマイへ初めての子連れ旅に。 主人はお仕事を休めず、妹に付き添ってもらう。 1歳4ヶ月になったばかりのさくらを連れて飛行機に乗ることができるだろうかと、とにかくとにかく、不安で、毎日ネットで子連れ飛行機旅の体験談を読んだり、 退屈しないようにと、機内で遊ぶおもちゃを100均で買いあさったりしていたんだけど、実は機内で遊んだおもちゃは シールだけ。 5時間半のフライトも、小児科でもらった鼻水止めシロップ(眠くなる作用がある)のおかげか、結構寝てくれて他のお客様に迷惑になることはありませんでした。
今回の旅行をこれから子連れで飛行機に乗る、タイに行く、という方に少しでも参考になるようにまとめてみました。 現地では子どもを連れて歩くのに必死であまり写真をとったりする心の余裕がなく、おみやげもゆっくり見ることができませんでしたが、今度はもっと長く滞在してゆっくりと楽しみたいと思います。
それは両親が2004年4月からチェンマイに住んでいるからです。。。。なぜ? 子育てもひと段落して自分達の趣味を楽しみ始めた父と母。 今までは2人の娘を習い事させたり、塾に行かせたり、私学に行かせたり、(特に私は芸大&一人暮らしでお金かかっている)なにかとお金がいるのでせっせせっせと働いてばかりだったせいか、旅行という楽しみをみつけたとたん、行くわ行くわ。。。 要するにはじけてしまったのです! イタリアに行ったり、中国の秘境に行ったり、オーロラを見に行ったり、スペインに行ったり。なぜか父は父、母は母、自分の行きたい国へ一人旅を楽しんでいました。 そんな中、定年まであと5年あるにもかかわらず、あちこち海外旅行を経験した父が突然「ゆりちゃん」(母)を連れてチェンマイに住むと言い出したのです。 しかもマイホームを手放し、結婚もしていない次女を放り出し、1歳にもなっていない孫をおいて、チェンマイに!? まさか今流行の第二の人生を海外で。。。。に両親がまんまとはまってしまうとは!びっくりでした。 いろいろ心配しました。 例えば、家売らなくてもいいんじゃないの?とか定年まで待てないの?とか年金もらえるまで退職金だけで生活できるの?とか、気候や食事は大丈夫?とか。。。 でも私たち姉妹以上に、両親は悩んだと思います。そして元気な今だからこそ、好きなようにさせてあげるのがいいと思い、賛成しました。 父はチェンマイに決めるまで月1回は現地に足を運び、友達を作ったり、住むところを探したり、いろいろ調査していました。 出不精で、めんどくさがりで、なんでも母まかせの父にはめずらしい行動で、タイに関しては生き生きしていました。 タイ料理のような辛い料理は苦手なはずの父、そんな父になぜタイへ?何の目的で?と問いかけてみても、「それを探しにいくんだ」という答えが返ってくるだけ。 「自分探しの旅」なのですね。。。 今の日本、そんなに将来安心して住めないところなの?と不安になってしまうけれど、国の仕事に携わってきた父は早くにそれを感じ取っていたのでしょうか。。。 母は「むかしの懐かしい、日本がここにある」と言っています。 しごと、時間、国会、法律、地震、凶悪犯罪、異常気象、なんか今の日本は本当にどうなっちゃってるの?って思うけど、きっとチェンマイはゆ〜っくりした時が流れていて、何にも考えず、笑って安心して生活できるのだろうなと思うと、チェンマイに住みたくなる両親の気持ちもわかりますが、 私はこんな決心はできないなあ〜〜〜〜。 だってタイ料理がきっとダメだもん。と旅行前。 実際初めてチェンマイを訪れてみて、辛いのが苦手の私でもおいしくタイ料理をいただけてしまい、案外住めるかも!?と思ったりしちゃいました。
アジア写真帳(タイ)−チェンマイ ↑のHPでは現地の様子を素敵に紹介しています。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。 この記事を読んでいただいたご意見ご感想お待ちしております!(bbsへ)