お勉強はできても、どうも情操に欠けた子どもが多くなってきたような世の中。
目を覆いたくなるような凶悪な事件の数々。
こどもたちのこころは豊かに育っているのでしょうか。
お父さんお母さんから十分に愛情を受け、そして日々感じた喜びや悲しみなどの気持ちをうまく表現できるこどもはどれくらいいるのでしょうか。
泣く、笑う、お絵かきする、体を動かす、歌う、「感情の表現」の方法は様々です。
あなたのお子さんは、何かこれだけは好き! ということがありますか?
「好き」をみつけること。
それは、様々な経験を、子どもと一緒に体験してみて、心から楽しいと思えるような、思い出をい〜っぱい作ること、 でもあります。
子どもの頃から、わたしの「好き」は「絵を描くこと」でした。
「絵」を描くことによって自分が感動した気持ちを表現できる。
さらに周りのお友達や大好きなお母さんが喜んでくれる・・・
そんな楽しい思い出いっぱいの「お絵描き好き」がいつの間にか大学進学、職業へと形を変えても私の中に残っているのは不思議です。
子どもころの経験、体験、コミュニケーションの重要さ、親の愛情をあらためて感じます。
でも、ふと、小さな子どもの頃には、心のままに、純粋な絵が描けたのにいつの間にかかけなくなっている私に気づきます。
子どもの頃には誰もが持っていた想像力、表現力、才能。
そんな大切なものを、わたしたちは、成長するにしたがって、少しずつ失っているのでしょうか。。。
本来なら年を重ねるごとに、成長していくはずなのに、どうも、お絵描きに関しては、「純粋な目、純粋な心」を失っていっているように感じます。
幼少期の子どもたちは、何も考えず、思うがままに、すばらしい絵を描きます。
自由で何の束縛もなく、のびのびとした絵はどんな上手な大人の絵にもかないません。
こどもの創造性・想像性を豊かにするには・・・
子どもが意欲的に、自主的に、制作する必要があります。
子どもが意欲的になって、お絵描きを、こころから楽しむために、わたしたち親ができること。
それは、大好きなお父さん、お母さん、お友達と一緒に様々なことを体験し、(絵本、お絵描き、お外遊び、などなんでも!)
その「楽しかった〜!という思い出を上手に表現する手段」を
導き出してあげること
だと思うのです。
そのための親子のコミュニケーション。 これこそが現代の子どもたちに欠けているものではないでしょうか。
楽しかった思い出をもういちど確認しあう、さあ、絵を描きなさい!と紙とクレヨンをただ与えるのではなく、
「今日はかわいいお花をみつけたね」 「何色だったかな?」
「どんなにおいがしたかな?」 「どんなやわらかさだったかな?」
など思い出しながらお子さんと一緒にクレヨンを握ってみませんか?
お気に入りの絵本を何度も持ってくるこどもの背景には、その本の魅力だけでなく、
読んでもらったときのお母さんのぬくもり、 ここちよさが、その本に思い出となって、子どもの記憶によみがえってくるということがあります。
何度も同じ絵本を読んであげるように、少しの時間でもお子さんと一緒にお絵描きの時間を作ってあげてほしい、
娘を育てながら、わずか1歳代で、ママのペンを奪い取り、
同じように何かを描こうとした娘の姿をみて、おもしろい!と感じ、また声かけ次第で、どんどん表現力がついていく娘をみて、
子どもの「お絵描き」と「親子のスキンシップ」の重要性に、 関心を持ち始めました。
子どものお絵描き教室で子どもたちと実際に関わっていると、子どもにどう接したらいいのかわからないというお母さんや、
「うちの子は、私に似たのか絵が下手なのです」と決め付けてしまっているいお母さんも多く、、悲しい思いをします。
どの子どもも生まれ持って授かっている本来の才能を伸ばしてあげることができないお母さんが世の中にたくさんいるのかもしれないと思うと、
このコーナーを作らずにはいられませんでした
デザインの仕事をしながら、教室を持ちながら、少しづつ作りあげていきたいホームページなので 、まだまだ作品例は少ないですが、
このホームページを通して、お絵描き教室での子どもやお母さんとのかかわりや我が子のお絵描きの成長記録を紹介しながら、
みなさんと幼児期の子どもとの関わり方や子どものお絵描き、絵画、工作について考えていきたいと思います。
happiness
bird ブログでは、娘の子育てを通して、教室の子どもたちとの触れ合いをを通して、
日々私が感じ、伝えたい!と思ったことを綴っています。
ぜひ、ご興味ある方はハピネスバードブログの、「1才〜のお絵描きのススメ」コーナー、過去記事から、チェックしてみてくださいね!
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